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「ねずみ講」と同じ

Excite エキサイト : 国際ニュース

2008年9月30日 11時30分
<米下院>金融安定化法案を否決…新たな修正案の動き


今回の金融危機の背景は、慶応大学准教授の小幡氏が言っているように、「お金はなぜ殖えるのだろうか?」「経済はどうやって成長し続けるのだろう?」という経済活動の本質に対する答えと同じで、投資活動そのものが「ねずみ講」と同じであるからなのだろう。

この「ねずみ講」、すなわち「無限連鎖講」とは、金品を払う参加者が無限に増加するという前提において、二人以上の倍率で増加する下位会員から徴収した金品を、上位会員に分配することを言い、その上位会員が自ら払った金品を上回る配当を受けることを目的とした団体のことである(Wikipedia)から、人口が有限である以上、無制限を前提にすることは有り得ないので、“錯覚”に基づいた利殖活動だ。

バブルになり、それが崩壊することが予定された経済活動。具体的には投資活動であるが、これは限りなく高いリスクに、限りなき確実な安全性を求め、安全性の化けの皮が剥がれたか、剥がれそうだという不安からか、いつか歯車が止まり、そして逆転し出す。今回がそれだ。
  
いずれにしてもお金を儲けたい、という欲望がこの活動のエンジン。どうしてそんなにお金を求めるのかは判らないが、世の中を動かしている最重要な要素であることも事実。だから今回の金融危機も驚く必要はないし、また、いつかやってくると思った方が良いかもしれない。
by ys1042734 | 2008-10-01 06:19
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