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綺麗に清算

Excite エキサイト : 社会ニュース

2008年9月1日 23時13分
<首相退陣表明>「またか」「無責任」市民あきれ、怒り


福田首相の退陣を「またか」「無責任」とも思わない。「またか」「無責任」という表現を使うほど、この件について距離を置いて考えることができない。事態はもっと深刻で、ついに日本という国の病癖が腐臭のする膿のように湧き出たという感じがした。

なぜこういう日本になってしまったのであろうか。今日は時間がないので簡潔に書くが、一つには第二次世界大戦に敗北して、アメリカの従僕的国家になりきっていること、しかも恐ろしいほどアメリカの占領政策が成功して、政界、官僚、マスコミ、そして教育界まで含めて、アメリカの従属であるということが骨の芯まで浸透してしまっていることだと断言する。

今回の福田さんの辞任の大きな理由の一つが、アメリカの指示に反して、インド洋沖の給油問題の解決ができないことであるから、日本がいかに米国の属国化しているかという証拠を露呈してしまった。

二つ目にはやはりマスコミであろう。政界と官僚を矯正できるのはマスコミにしかない。しかしこのマスコミの有力勢力の一部が、60年代から70年代にかけてあまりに左翼化しすぎたために国民の信頼を失ってしまった。その象徴として日航機ハイジャックと浅間山荘があった。

危機感を持った有力マスコミは政治と官僚に擦り寄り、シモベ化し、今のマスゴミといわれる三流の新聞社、通信社、テレビ局に成り下がっている。

こういう状況では一度綺麗に清算する必要があるのではないか。全部壊して一から築き上げる。しかし壊すのは、これが大変。小沢民主党が政権をとっても何も変らないであろう。イラクやアフガンのように内戦でも起こして、既存の権力を無力化してしまう、こういう方法しかないのであろうか。それとも救世主、英雄待望論に望みをつなげるしかないのか・・・。
 
by ys1042734 | 2008-09-02 06:54
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