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デブ礼賛

LOVE LOVE おデブちゃん | Excite エキサイト

LOVE LOVE おデブちゃん
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昨夜はある記事のトラックバックで他のブログを読んでいて、頭に血が上ったらしく、大人気ないことを書いてしまって、反省。さっそく、みっともないので削除。

自分の中でブログの位置づけがイマイチはっきりしないところがある。ときどきその曖昧さが出る。他者に読ませる評論ものなのか、個人的な日記の公表なのか・・・。

しか基本的にクローズネットのmixiでもない限り、日記にしても不特定多数への公表が前提であり、一定のルール・節度が必要なのであろう。

閑話休題。このデブちゃんの映画コマーシャルはテレビで見たことがある。ミュージカル的な映画だったと思うが、あのおデブちゃんであればモテルかもしれない。元気で、明るく、積極的で、後ろを見ないキャラだから。本人も数千人から選ばれたシンデレラガールらしい。

しかし世の中は「いつまでもデブと思うなよ」という本にもあったように、デブだと差別的な部分は残されるし、どちらかと言うとやはり嫌われるのが現実だ。

なぜデブだと嫌われるのか、深く考えたことはないが、デブちゃんがそういう立場にある現実は否定できない。

平安時代はふっくらした女性が美人であったという説が一般的であるが、本当なのか。僕は当時の絵はふっくらの女性が美人だから描いたのではなく、裕福な育ちの女性だから描いたのではないかと思う。

ふっくらは豊かさを表わす。当時は美人であるより裕福であることの方が重要で、絵としての描写の価値があったのだと思う。

また、当時の絵描きと言えども、一生に逢える現実の女性は今から信じられないほど少なかったはずであるから、―一年間に多くて数百人、一生でも数千人程度か。今ではラッシュアワーに新宿駅にいれば一日で数百人の女性の顔を見ることが出来るが―中高生時代、同じクラスに1年間クラスメートとして一緒にいると、女子の美人も不美人も分からなくなってしまうのと同じで、昔の人は出会う女性が限られていて、意外と今のような"目利き"的基準がなかったのだと思うのだが・・・、どうですかね。

最近、メタボが気になり始めた今日このごろ、日本にも"デブ礼賛"の風潮がやってくるのは歓迎だ。
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写真は全部、今年の2月のフォンテンブロー城の中の写真で、驚くほど他の客が少なかった。
by ys1042734 | 2008-04-12 03:48
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