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人の命の値段

Excite エキサイト : 社会ニュース

<道交法>後部座席ベルト6月から義務付け 警察庁が政令案 [ 03月06日 11時24分 ]
毎日新聞社

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今年も訪れた北京で超有名な「四川飯店」

中国人と話していて、中国人が感心するのは日本人のマナーの良さ。特に運転のマナーの良さ。

中国では車線変更などの際に、いちいちウインカーを挙げたりしない。自分だけよければ良いから、隙間があったらサッと割り込む。

安全確認してから発進、左右確認してから進入ということも日本ほど徹底していない。また、共産党・政府や公安(警察)の交通違反は日常的。一昨日も渋滞中の反対車線から飛びぬけて一台のアウディがこちらの斜線を逆走して来た。空港に向かう車線はガラガラであったが、反対側は大渋滞であった。それを空いている方の車線を逆走してくるのだ。

運転手に聞くと政府・公安の車か共産党の車だという。特権を最大限活用しているらしい。日本では公用車は交通遵守を普通は厳しくするものだが、発想が逆。汚職の原因がこの辺のところにありそうだ。

交通事故が非常に多い。日本の約2倍だ。しかも北京市内を走る沢山の高級車アウディ(共産党・政府の公用車はこれ)が500万円するのに、人の命の値段も500万円だ。これも北京市内の話で、地方の農村地帯になると人の命の値段は100万円程度になってしまうらしい。

高級車と人の値段が同じというのも釈然としない。また、地域によって命の値段が違うというのも日本人として理解しがたい。

この記事のような道交法の改正も、日本であるからその改定が遵守される。中国ではこのような些細な法律改正は守る人がいない。

一昨日、北京から帰ったが、明日はワシントンに向かう。一昨日のミニチューズディでヒラリーさんが勝ったので、若干ホッとしている。結局、最後までもつれ込むことになるだろう。

ワシントンの大統領予備選の騒ぎ、ロスの三浦和義事件の現場、時間が許せば取材したい。
by ys1042734 | 2008-03-07 06:15
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