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やはり立花隆氏は2チャンネルで非難されている。 少し前に立花さんのこのコラムを読んだとき、これは書きすぎと思っていた。 立花氏自身、自分も老人になり首周りが老人皺になってびっくりしたが、安倍首相も同じ皺が出ていて、何か終わりだ、というようなことが書いてあったと思う。 余計なことだと思った。 何か個人的な恨みでもあるのか、と思うほど、余計な、個人的な、安倍総理の能力と関係のない、主観的なコメントが多かった。 大昔の田中角栄に関する政治批評ものや、脳死体験のような未知の不可思議な世界に関する探求ものについては、非常に実証的に調べて書いていく姿勢が読み手にもよく判って、好感が持てたが、最近の評論はいただけない。 兎に角、人から聞いた話や、主観で書いていることが多いのだ。 それこそ、批評家としての末期を感じる。 この立花氏は政治評論家にはなれない人だと思った。 最近の東大ものは読んでいませんが・・・、どうなんですかね。 これは主観でありますが・・・。 田中角栄ものも、そもそも政治評論というよりはコシップものだった。週刊誌記事ものなのである。その指摘がロッキード事件という戦後の最大の疑獄事件に発展したという事実だけであった。ロッキード事件はこの立花氏の記事をスタートに大きな事件として発展していったが、結局、判明して有罪になったのは、ロッキードから流れた30億円全体のほんの一部の5億円の田中角栄ルートだけであった。あとの25億円分の児玉、小佐野ルートは闇の奥にしまわれたままに終わった。 堀田力氏が法務省を退職するころ、付き合いがあって、この事件について、若干、尋ねてみたことがあったが、多くは語らなかった。自分が検事になったのは巨悪を懲らしめたかったからだ、しかし、54才になって福祉の世界に入りたいと思ったと語った。 立花氏自体、大きな闇に利用されたという評価が成立しないわけでもない。田中角栄はいろんな意味で型破りの政治家であった。国内外から敵も多かったという。この辺の話になると長くなるのでこの辺で・・・。
by ys1042734
| 2007-02-27 00:01
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