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「さくらちゃんを救う会」問題でのインターネットの嫌な兆候

<2チャンネルより抜粋>
重い心臓病に侵された4歳女児の救済募金をめぐり、巨大掲示板サイト「2ちゃんねる」が連日、「祭り」となっている。女児を救おうと両親と有志が手術に必要な1億3600万円を目標に募金活動 を始めたが、サイト上では募金呼びかけの内容に疑問を投げかける声が相次ぎ、さらに別の難病 患者の募金活動でも経緯や収支に不透明さがあったとの書き込みも。「巣食う会」との揶揄も飛び 出すなど、善意も大金が絡むと思わぬ火の手が挙がるようで…。
 話題となっているのは東京都三鷹市に住む「特発性拘束型心筋症」の上田さくらちゃん(4)への救済募金。さくらちゃんは心臓の筋肉が硬化し心室の拡張機能が次第に低下する難病を発症、渡米しての心臓移植しかない状況に置かれているという。こうしたなか、職場の有志らが「さくらちゃんを救う会」を発足、募金活動をスタート。9月21日には都庁で会見し、移植手術費や渡航費、滞在費など計1億3600万円を目標とする募金を訴えた。
 この募金呼びかけの内容が、2ちゃんなどネット上で問題となった。さくらちゃんの父親はNHKの制作現場で働いているが、職場では旧姓を使用しているため誤解を呼び、「隠蔽」と糾弾された。
また大物アーティストがチャリティコンサートを開いたり、著名な漫画家も募金を呼びかける“恵まれた環境”もあってか、自宅の登記内容などが公開され、「自分の金が惜しいのか」「本名を隠して募金活動をするのは不快」などの書き込みもあった。
 過去の難病募金も矛先に。余命わずかとして救済募金を展開したものの目標金額を達成してもなかなか手術しなかったケースや、募金の使途が不明朗なケース、さらに手術後も募金を続けたり余剰金を別の難病患者に寄付しては-との申し出が無視されているケースなどを列挙。「子供に 罪はないが、不可解な会計処理などを見ると難病救済のための募金活動ではなく『死ぬ死ぬ詐欺』 ではないか」との皮肉な雰囲気がネット上では支配的だ。

<ここからブログ>
時々、難病の子供を救うためには、アメリカでの手術しかなく、そのためには数千万円が必要で、その募金をお願いします、という記事が時々新聞にのってたりする。

「みなさん助けてください」というご両親の写真とともに、難病にかかっている赤ちゃんの写真が掲載されている。

アメリカの医療機関には臓器移植のウエイティング・リストがあり、医療機関によってはお金次第でそのリストの一番目になることができる、ということは薄々気づいていた。数千万円寄付として積めば、大抵のアメリカの医療機関は、リストの一番にもってくるかもしれない。アメリカの医療はお金が優先するのだ。

日本の可哀想な赤ちゃんの募金に際して、ある程度アメリカの医療のシステムを判っている人はこの現実を知っていたのだと思うが、あえて今まで黙っていたと思う。これも“ありだ”と思ったと思う。

少なくてもその日本の赤ちゃんが救われることは良いことだし、そのため、ウエイティング・リストの順番が下がって死んでしまうアメリカ人の赤ちゃんがいるかもしれないが、少なくとも数千万という大金がその医療機関に寄付され、そのお金が医療のために使われるのだから、その地域の人々のためには貢献できるからだ。

今回の2チャネルの騒ぎは、インターネットでぼくが危惧する“禁じ手”を敢えて犯しているような感じがする。余計なチョッカイを出し過ぎている。

募金する人も自由意志だし、子供が救われることも良いことだし、募金で集まったお金を親が使ってしまうのはけしからん、と言っているが、それは仕方がないこと。もともと、子供のために寄付しているのだが、子供に寄付しているわけではない。親の資金の足しにということで寄付しているのだから、親が使うことは避けられないのだ。

あとは、子供の治療と関係のないものにお金を使ったり、最終的に決済報告書を出さなかったり、その辺は両親の良心の問題だと思う。

良心の問題を非難するなら、最初から寄付しない方が良い。
赤い羽の募金、年末助け合い運動等、募金活動は色々あるが、募金のお金の本当の使い方を知ったら(そういうぼくも全く知らないが・・・。)、みなさん募金できなくなってしまうかもしれませんよ。
by ys1042734 | 2006-09-30 17:51 | 雑事感想
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