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2008年8月12日 02時06分 <グルジア>露が戦線拡大 中部ゴリ制圧の情報も こういう国際紛争になるといつも、どちらが良いとか、どちらが正しいとか、短絡的な単細胞の意見を吐く輩がいるものである。善悪論の方が自分の頭の整理がついて、サッパリするからなのであろう。困ったものである。 国際的な国家間のパワーポリテックスは、各国の居心地のよさの追及の結果生まれる。 国家間の抱える問題は、時にして貿易や通貨、関税や国内経済政策などの経済問題であったり、領土問題や隣国への影響力行使の政治問題であったり、宗教的な弾圧や宗教的な主導権争いであったり、様々である。各国の居心地のよさとは、その問題解決の方向で極力自国のエゴを通すことであり、少なくでも客観的に言えば、所謂、善悪論ではすまされない。 国内と対外的アピールは、勿論、善悪論で自国が正しい、と主張するであろう。そうしないと紛争自体がもたない。 国際紛争は善悪論ではなく、各国や各民族、宗教間のエゴの衝突である。 今回についても、ロシアもグルジアも正しいし、間違っているのである。 しかし、ある高名な歴史学者が言っていたように“真理は少数派にある”のであり、これは僕の言葉であるが、“真実は弱者にある”のである。 こういう紛争を見るにつけ、グルジアがもし核兵器を持っていたら、ロシアからここまで攻撃はされなかっただろう、と思う。 日本も早く世界最高の核武装をすべきである。
by YS1042734
| 2008-08-12 12:42
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