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歴史というものは怖い

Excite エキサイト : 政治ニュース
集団自決に軍の命令あった 中山元文科相が理解 [ 10月17日 12時31分 ]
共同通信


どうも戦前の日本、特に日本の軍隊に対するとてつもない拒絶反応がまだ我が国に蔓延している。

戦前の帝国陸軍がすばらしかったといっているのではない。惨いことや非道なことも沢山あったと思う。しかし日本の軍隊の酷いところばかり非難していると、全体が見えなくなる。当時、毛沢東の八路軍にも、蒋介石の国民党軍にも、スターリンのソ連軍にも酷いことは沢山あった。

だから当時の戦争は酷かったし、軍隊はどこでも惨かったと言えばよい。

この沖縄の集団自決について、軍の命令がなかったのではないか、としたのは曽野綾子の小説であった。それから実際の地元の元住民からもそういう証言が増え出した。

曽野綾子が書かなければ、歴史は軍の命令で住民が集団自決をした、という一行で終わっていたかも知れない。歴史というものは怖い。

自分たちの都合の良いように書き換えてしまう。その中で英雄も残虐な殺人鬼も生まれる。歴史の真実はその逆なのかもしれないのに・・・・。

最近、明治維新の英雄、坂本竜馬、吉田松陰など、本当に英雄であったかという論議がおきつつある。

良いことである。
by ys1042734 | 2007-10-17 17:18 | 時事・政治
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